開幕まであと一月。半年ぶりの更新である。何しろ去年は仕事におわれ、JEFは最下位近くから抜け出す見込みがまるでなさそうだった。つい書く手が鈍ってしまった。
さて、今年の体制発表会で、ミラー監督は、開幕前までにFWを補強すること、FWの即戦力としてカウントできるのが巻と新居しかいないからだと明言した。だから即戦力のセンターフォワードを獲得し、巻のバックアップと同時に競争相手として起用する考えらしい。
それがだれかということにも、もちろん大いに興味があるのだが、むしろその発言が意味していることにより興味を引かれる。
巻と新居しかいないことが前提ならFW補強は当然だが、それはつまり、青木孝太は即戦力とはまだ言えないという評価なのだ。こちら応援する側にも、JEFの選手により厳しい見方をしなさいというメッセージなのだろう。
青木孝太の場合、高校時代のイメージが強いし、実際の出番のときも、つい甘く見てしまっていたと反省しきりである。
しかし、こうした選手のレベル評価に厳しい発言は、ミラー監督が今年は若手の育成にも本気で臨んでいることの証明だと考えれば頼もしい。
さらに、「一位(リーグ優勝)をめざす野望を持たない監督はいない」というあたりも、言われてみれば当然だ。これも私たちの方が「そこそこでよい」気分でいてはダメだ、という叱咤の言葉に感じられる。
ともかく、今年は投げやりでなく、しっかりとJEFの試合を見ていきたい。ミラー監督のサッカーはけっこう違うのだが、自分としてはやはりオシムのときのように、球が大きく、早く動くパスサッカー、選手が力の出し惜しみ、走り惜しみをせず、次々とスペースを創りスペースを埋めていくサッカーをみたい気持ちが強い。
だが、オシムサッカーの進化型は、今年は広島に期待することになるのだろう。今年の広島はかなり強そうで、千葉よりむしろ広島の方が、現実的に1位を狙える強さを持っていそうだ(そんな浮気心を持っているからダメなんだ、と、またまたミラー監督に叱られてしまいそうである)。